第2章 制服の羽根(月島)
「いや、ほんとにやってな_」
「またまたあ、月島君ったら意地悪だなあ。見せてくれたっていいじゃん~」
なおも僕に食い下がる、天使。
周りの男子も女子も意地悪しないで見せてやれ殺すぞ、と。
声は聞こえないが心に直接語りかけてくる始末。
こいつら全員本当なんなの、怖いんですけど。
「、、ホント君しつこいんだけど。わかったから、ハイこれ。先生来る前に早く書き写しちゃいなよ」
「わーい月島くんやさしー、ありがと~」
天使が喜べば女子は微笑ましそうに彼女を見守り、男子は僕を殺人級の瞳で睨み付ける。
彼女へとたかる男子たちが続けざまに僕の机を蹴ったのは偶然だしついでに足を踏みつけたのもたまたまだし聞こえるように悪口を言われたのも僕の自意識過剰だろう。
、、これだから彼女とは本当に関わりたくないのだ。