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ずっと側に。【防弾少年団】

第4章 それぞれの想い。


テヒョンの誘いを受けて彼の部屋へ行くと、ホソクとジョングクがいた。

『あれ、二人もいたんだ』

V「何?俺と二人が良かったの?」

なんでそうなる??

『...』

JH「ユリノ!!なんで否定しないの!?」

いや、顔が引いてる顔でしょう...

その時、私はこの雰囲気に違和感を感じた。
いつもいつも後ろから肩に手をまわしてくるジミンがいない。
この3人が揃ってるのにその中にジミンがいないのはおかしいと思う。

『...』

JK「...はぁ、ユリノ。来て!」

『え?わぁぁ!!』

急にジョングクが私の腕を引っ張り、彼の上に座らせられた。
あぐらで座っている彼の体にピッタリくっついている状態になった。

『な、何?』

JK「くだらないことで悩むの止めたんだ?」

あ。ジョングクも気づいてたんだ...

『なんで知ってるの?』

「この前ユリノの部屋行ったとき。ユリノが寝てたから寝顔見てたらさ、うなされてたんだ」

『寝顔見てたの!?なんで!!恥ずかしい...』

JK「何を今さら。みんなユリノの部屋にユリノの寝顔見てから寝るんだよ。気づかなかったの?」

なにその"普通でしょ?"みたいな顔は...!!
じゃあ今までずっとみんなに寝顔見られてたの...!?

V「あ!!ジョングクずるい!!ユリノおいで、俺のほうが座りやすいから!」

JH「いやいや、俺のほうがいいと思う!」

また始まった。
さっきジョングクと話してる間も、ホソクとテヒョンはずっと言い合いをしていたのに。
内容は知らないけど。

その時、私たちの部屋のインターホンを誰かが鳴らした。

『あ、私出るよ。サセンだったら困るしね』
(※サセン=過激なストーカー)

JH「いや、俺が出るよ」

『え?なんで?』

JH「いいから!」

え?何?ホソクの顔が怖かった。
いつもと違う。いつもはしない顔。

私が、近づけないような冷たい態度。


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