第4章 それぞれの想い。
~inホテル~
『...ヤバい。部屋がどこか分かんない...』
日本に来て2日目。
スタッフ総会議が終わってホテルの廊下をふらふら歩いていると、道に迷ってしまった。
『私、方向音痴だし...部屋につく気がしない』
すると、前から見覚えのある人が歩いてきた。
V「あ。ユリノ!!探してたんだよ、部屋で一緒にゲームしよう!」
あぁ。
テヒョンのこういう所、なんか癒される...
『ありがとうテヒョン。』
V「え?何が?」
『いろいろ!!』
V「え!!何が!!?」
私はこの時気づいてなかった。
このやり取りを影から見ている人がいるなんて。