• テキストサイズ

12色のアイ

第9章 愛のご奉仕


〜ピロートーク〜

「おい。百合」
「ぅ……はい……」
「オレに何か言うことがあるだろ?」
「えっと……中途半端にシてしまってごめんなさい……」
「ち・が・う・だ・ろ!!」
「うぅ……心配かけてごめんなさい……」
「よし、ちゃんと言えたな。普通は先にそっちだろ」
「だって、私から誘ったのにこんなおあずけみたいなことして……」
「それは…まぁ、気にすんな。……てか、体調おかしいな、とか思わなかったのかよ」
「会えるのが嬉しすぎて体温上がってるのかと思った……」
「でも、しんどいとかは感じてただろ?」
「……昨日の夜、今までの『キミと愛なnight』夜通し見てたせいだと思ってたました……」
「はぁ……」
「ご、ごめんね」
「………来週の金曜と土曜」
「え?」
「来週の金曜と土曜は休みの予定だから丸々2日空けとけよ」
「そ、それって……」
「安心しろよ。今日中断した分もちゃんとスるからさ」
「え………」
「ゴムもたくさん買わねぇとなぁ」
「いや、ま、まって、三月……!」
「寝かせねぇから覚悟決めとけよ」
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp