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12色のアイ

第3章 貴方の印を


寂しかった。
楽さんが忙しいのはよく分かってた。
でも、我慢できなかった。
はしたない、いやらしいって思われてもいい。
「楽さんの……子供が欲しいです」
その言葉は意外とすんなり出てきた。
「ずっと、欲しいって思ってたんです…。だめ、ですかね………?」
恥ずかしさのあまり、思わず楽さんの胸板に顔を埋めてしまった。
……楽さんからの返事はない。
「こ、子供が、欲しいっていうのもあるんですけど……最近、構ってもらえなくて、寂、しくて……だから、その……」
楽さんが今、何を考えているのか怖い。
でも、もう我慢したくない。
「わ、私を壊してください…。楽さんの、好きにして……」
チラッと楽さんの顔を見ると、息が荒く、目つきが鋭く、欲情しきっていた。
離れようとしてももう遅い。
楽さんの手は私の腰をしっかり掴み離さなかった。
「はぁ……いいぜ……1ヶ月分、お前の中に注いで、孕ませてやるよ」
「が、楽さ、きゃぁっ!」
楽さんは手早く私をお姫様抱っこしベットに連れて行った。
「が、んむっ、ん、あむ、んふぅ…はぁ、んっ」
「ん、はぁ……好きだ、百合。俺の全部、受け止めてくれ……」
濃厚なキスの最中に囁かれる言葉はとても甘くて魅惑的で、もっと欲しいと貪欲になってしまうほどだった。
「ふ、ん、あぁ……はぁ、楽さんの、辛そう……」
楽さんのが抱きしめるたびに私の身体にごりごり当たる。
私は楽さんの股間に顔を近づけ、ズボンのチャックを下ろした。
大きくなった楽さんのものが私の頬にベチンと当たる。
「いつも、気持ちよくして貰ってるお礼……んむ」
前の私ならフェラなんて恥ずかしくてできなかった。
でも、今は、反対に私の口で楽さんが気持ちよくなってると思うと、嬉しくてたまらなかった。
「ん、んむ、む、がくさ、きもひい?ん…」
「くっ、ああ、さいこっ……はぁ」
夢中で楽さんのを愛撫していると、楽さんの手が私の顔に添えられた。
そのまま私の顔を掴み性器の抜き挿しを激しく繰り返した。
頭がぐらぐらして苦しい。
「はぁっ、はぁっ、百合、くっ……」
久し振りのせいか前より早く限界がきたようで、私の口に大量の精を放った。
久し振りの楽さんの雄の匂いと味。
「ん…んく、はぁ、濃い……」
「百合………まだ足んねぇ、もっと、もっと」
楽さんは私をベットに押し倒しまた激しいキスをした。
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