第16章 いざ！出陣！ 【16】

歌仙「主は小さな事でもお祭りにするのが好きみたいだね？」


鶴丸「俺と伽羅坊を呼びに来た時も食後のデザート、梨パーティーって言ってたぞ！」


皆「はははっ！」


一方私と光忠は庭で遊んでいる小さい子達を見ながら畑へ向かっていた


燭台切「主は虫とか大丈夫かい？」


『あ～触るのは余り得意じゃないけど、見てるだけならね！あっ！攻撃して来るのは嫌い…」


燭台切「攻撃して来るの？」


『うん、蜂とか蜂とか…』


燭台切「なるほどね、畑の近くには花も沢山咲いてるから蜂がいるよ？」


『えー！ちょっとコワイよー！』


燭台切「大丈夫だよ？僕が守ってあげるから僕から離れないでね？」


『ぉお！光忠、格好いい！…ふふっ』


燭台切「なに？どうしたの？」


『この際だから、光忠に燭台切光忠で守られたい！』


燭台切「うん、了解！ん？しかし随分ややこしい言い方したね？僕が、この刀でって事でしょ？」


『正解！光忠君は優秀だから、ここでもう１つ問題です！夜にイケメンが食べたいです！』


乱「ん？夜にイケメンが食べたい？ゎあ～主さんって大胆💕皆に教えてあげよーっと🎶」


そうして、とてつもない誤解をした乱ちゃんは広間へ向かったのでした


乱「皆ー！」


加州「なんだ、乱か」


大和守「走って来るから主かと思ったのに」


乱「ちょっと！折角良い事教えてあげようと思ったのにやーめた！」


大和守「わあー！乱ゴメン！今日も可愛いよ！だからね？教えて？」


乱「もー仕方ない、あのね？さっき主さん、夜にイケメン食べたいって言ってたよ！」


皆「イケメン？……………なに！？」


そして畑に到着した私達は

燭台切「イケメン？」


『うん！イケメン！めん！麺！』


燭台切「なるほどね、麺か、美味しい麺類って事かな？」


『うん！ラーメンが良い！野菜タップリの味噌ラーメン！』


燭台切「味噌味のイケメンだね？了解！」


『あははっ！ヤバイ！それ面白い！』


燭台切「主が言い出したんだからね？ほらほら笑ってないでイケメン用の野菜、収穫するよ？」


『あははっ！やめてー！腹筋しぬー！あははっ！』


燭台切「はぁ～仕方ない、落ち着いたら手伝ってね？」


『はーい！ぷぷっ、あははっ！』