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【HQ】キミ色オレ色
第5章 小さい天使と大きい悪魔
人が倒れる音と、
小さな悲鳴が聞こえた。
「なぁ、ヤメロっつてんダロ?
いい加減迷惑だわ。」
と、言葉を吐き捨てた黒尾センパイ。
思わず、夜久先輩の方を見ると、目が合う。
「サイテー男!女タラシ!
テツロウ…いや、アンタにはウンザリした」
なんて言うと、
教室から走って出ていった。
…うわぁ気まずすぎでしょ…
どうすんのよ、この空気…
でも、女タラシと言う言葉には、共感します。
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