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【HQ】キミ色オレ色
第5章 小さい天使と大きい悪魔
「あの、夜久先輩
一つ、お願いがあるんですけど…
私と一緒に教室に入ってきてくれませんか?」
「了解。
んじゃ、行くかー」
私は教室のドアを出来るだけ音をたてて開けて、
夜久先輩と教室の中に入った。
「夜久先輩、窓開けるの手伝ってくれると嬉しいです。」
「ん、手伝うよ」
窓を開けるときにチラッと黒尾センパイに目を向けると、
エマさんと…キス…してる?
でも、黒尾センパイは気まずそうな顔をしていて、
目をそらした、次の瞬間
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