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【HQ】キミ色オレ色
第4章 天気と好き嫌い
エマが部屋に戻ってきてから5分。
すると、俺がいじっていたスマホが音を鳴らした。
「えー、誰?」
「気にすんな。
ただのバレー仲間だよ」
なんて上手いこと交わし、
部屋を出ると、電話を切り、電話相手もいないのに、一人で喋ってみる。
…オレ、怪しくねぇか?
そろそろか?
なんて思い、部屋のドアを開けて、木兎を呼ぶ。
「木兎、お前のとこの赤葦が呼んでるぜ?」
「えぇぇ?!
今日、なんかあったっけ…?」
え、これって演技?
それとも、素なの?
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