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【HQ】キミ色オレ色
第4章 天気と好き嫌い
その後も演技を続け、
上手いことエマの家から抜け出した。
「あ、雨降ってるし…」
「じゃ、走るか!」
なんて、雨なんか気にしないで、
俺たちは元気に走った。
たまにはいいかもな
雨の中、走るのって
こんなことを考えられるのは、
公園でまさか泣いてるアイツを目撃するとは思っていなかったから。
…かな。
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