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【HQ】キミ色オレ色
第4章 天気と好き嫌い
あれから、30分くらいたった。
特にやることもなく、ギャーギャーと騒いでいた。
なんかつまんねぇし、帰りたい。
なんて考えていると、
エマちゃんがトイレに向かった。
「な、黒尾」
その間に相談してみる。
「オレ帰りたい。」
「俺もそれ思った。
だからさ、お前がタイミング見計らって俺に、電話かけてきて?
そしたらオレ、その電話出るから。
んで、そこからは俺が上手く誘導する」
なんだこいつ!
考えてることメッチャ、スゲーじゃん!
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