第20章 音駒高校学園祭!
「あの、私これから特に用事ないから裏手伝うよ」
「ありがと、助かるわー!じゃ、よろしく」
と、いう会話を終わらせて、私の仕事は割り箸を割る、という単純な作業をひたすらやった。
…と、いうことがあってから1時間がたった。そんなとき、みんなで一斉に体育館へ向かへという指示が入った。
この学校は、部活や他にも歌を歌って競ったり、私たちが出るカップルを競うとか色々な発表がある。
そのため、初日は全生徒が体育館に集まることになっている。
ちなみに私は今、クロと一緒に体育館のステージ脇に来ている。
服装はお互いに着替えていて、私はギターを片手に持ちながら、今みんなで盛り上がっている、愛を叫べ、という全校の前で告白をするという、見ているこっちまでドキドキするようなことをやっている。
…緊張してきた…。