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Pink*Flower Blossom〖R18〗

第2章 ♡はじまり


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部屋で待っていると、
ちょうど19時をまわったあたりで
月臣が帰ってきた。




「あ...お、おかえりなさいませ...!」


『.........』

月臣はちらりとめるを見ると
ため息をついて目をそらす。


「あ、あの......」


『そろそろ腹が減っただろう。』


「は、はい...!」


なにぶん、今日は1日なにも食べていないのだ。
もちろんお腹はぺこぺこで
その言葉に大きく頷く。


『では、食事にしよう......と、
言いたいところだが...』


月臣はいきなりめるの肩を掴み、
後ろに思いっきり押し倒した。


「...っ!......たた...」


『俺はお前に、
“花臣には気をつけろ”と言ったはずだが?』


「......え?」


『まさか、この家に来て
たったの1日で花臣にすきにされるとは...
全く、お前の隙の多さには呆れるな』


「え、あ、あの...なぜ、それを...」


『はぁ...花臣が自分から俺に伝えてきた。
“ねぇねぇ、今日うちに来た
めるちゃんって子、あの子食べちゃった♪
めちゃくちゃ美味しかったよ♪”だとよ。』


「.........」

ひやりと冷や汗が流れる。


『俺はお前に惚れているわけではないし、
ましてや嫁にとるつもりも無い。
だから別に誰に抱かれようがどうでもいいことではあるが...お前は俺の所有物だ。
俺がいいとも言っていないのに
他の男に易々と抱かれるようではいい気分はしないな。』


「......易々と...だなんて...」


『来て1日で2人の男に抱かれておいて
易々ではないと?
ほとほと呆れ果てるな』


「......それは...その...」


『もういい。
食事を与えてやろうかと思ったが気が変わった。
先に今一度俺に抱かれろ。
俺が満足するまでな。
お前が誰のものかよくその身体に教え込んでやる。
食事はその後だ。』


「やっ......ん、んう!」


言うなり、いきなり唇を塞がれる。
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