• テキストサイズ

もう我慢できない…【A3】

第1章 碓氷真澄


.


「真澄くーん!起きて!朝だよ」


真澄「んぅ…、監督…?」


「おはよう真澄く…きゃっ!」





真澄くんの寝起きが悪いのはいつものことだ。



いつものことだけど…





真澄「俺のベッドに来るなんて、朝から大胆…」



腕を引っ張られて無理やりベッドに引きずり込まれ、思い切り抱きしめてくる。




私は抱き枕か





「真澄くん、寝ぼけてないで起きなさい」



真澄「ん…おはようのキスは…?」

「しません」


真澄「ちっ」



舌打ちは聞かなかったことにしようかな…






「早く起きないと学校遅刻しちゃうよ?」



そう言うと、今まで寝ぼけていたのが嘘かのように目を見ひらいた。






真澄「じゃあ学校終わってからならいいってことか。起きる」













はい????











「えっと、真澄くん?私そんなこと一言も…」



真澄「監督、今日は速攻帰ってくるから待ってて」




真澄は今まで見たこともないくらいの笑顔を向け、先に部屋を出ていった。












「…どうしよ」
/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp