第2章 大空は 梅のにほひに かすみつつ …
そして、この作戦に、あの万事屋にも知恵を借りに行っていた。
そして彼の家まで訪ねに行っている。
だから最近、隊士たちの間で、
万事屋と恋仲なのでは、という噂がたっているのだろう。
だが、あいつらが一筋縄では
いかないくらい、分かっている。
いざ知恵を貸す、
という時になると、あの万事屋の主、
こと、坂田銀時 と 総悟に、
見返りを求められた。
銀)ま、オレたちはお前に、知恵を
貸してやるが、その代わりに、
条件がある。
総)つまり、このクソマヨラーの体を
引き換えに、
ということでさァ。
は?
え、ェェェェッ!
ちょ、ちょ、ちょっと待てェェェッ!
土)な、なんでそーなんの?
すると彼らは、顔を見合わせ、
あたかも当たり前のように、
こう告げた。
銀)なんで? って、オレらがお前を
愛してるからに決まってッからだ
ろ? なぁ、総一郎くん?
総)旦那ァ、総悟、でさァ。
ああ。ま、そういうことでさァ。
土方ばっかりいい目に遭わすわけ
にはいかないんでねェ。
土)おい、それが上司に吐く台詞
かァ?せめて敬語にしやがれ、
サディー王子ィ!?
総)いい度胸ですねィ、旦那ァ?
銀)ああ、そうだな。
じゃ、早速払っていただきましょ
うか?
と言って、そろそろと近づいてくる。