第2章 第2章 沖田+土方 ×貴女 篇
なんか、寒い…。
寒さで目を開けるたが、真っ暗で
何も見えない。
ダメもとで手足を動かす。でも、
動かない。
鎖で縛られていた。首も何かで、
固定されているようだ。
軽く舌打ちをして、何も見えない。
当てもなくガチャガチャすると、
突然、電気がついた。
_「あー、起きましたァ?
こっちは、お寝坊ーなお嬢ーさん
に、手間なんて、かけてらんねェ
の。忙しいんでさァ。」
_「ならば、解放していただけぬでしょ
うか?お奉行様に、面倒ごとをかけ
させる訳にはいきませぬもので。」
キッ っと、沖田の目を 睨みつける。
だがそいつに、手加減というものは
ないらしい。
_「ん…。なら、吐かせるまででィ。」
そう言って、私に迫ってくる。
_「放して。」
その目を一瞥すると、彼はそれを無視
して、唇を重ねた。
そして、衝撃の一言を 告げる。
_「お前を呼んだ甲斐が、あったぜィ。」
……は?
ななななな、何ィ?
え?今なんて?
_「晴れて、この世界の住人になれたんですぜィ?少しは喜べやィ。」
……ますます、意味わからん。
どーゆこと!?
私が混乱したままでもお構い無く、
私の上に 跨がる。
_「や、…やめ…ッアァッ」
首筋には、紅い痕。
_「あいつにだけは、渡さねェ。
お前は一生、オレの奴隷だ。
覚悟しなせェ。」
張り付いた笑顔が怖い、彼。
_「いやいや…奴隷になった覚えなんて、ないのですが…ァ!?」
すると彼は、ニヤリと笑って、
当たり前のように告げる。
_「んなもん、今からするんでさァ。」
_「…ッ…こ、断る。」
ヤバい、とろけそう。
悪い夢なら、覚めてくれ…!
_「奴隷になれば、解放してくれますか?」
一か八か、聞いてみる。
答えは分かっている気がしたが。
_「男に二言は、ありやせん。
だが、条件がある。
真選組に入ってもらうこと、でさァ。
さぁ、どうする?」
真選組に入るだけでいいなら、
是非是非ィィィィッ!
_「ええ。分かりました。
では、そう致しましょう。
では、か…ッ…」
口を塞がれて、言葉が寸どめされる。