第2章 第2章 沖田+土方 ×貴女 篇
_「『吐けば、楽にしてやる』って、バ…いや副長、
言ってやせんでしたかィ?」
…今なんか、バカとかいうのが聞こえたような、
聞こえなかったような…?
ま、いいや。
とりあえず、彼を睨みつける。
そして、自分の思いを告げた。
_「沖田さんが私に、何をされようと、私は
何も言うつもりはありません。」
何が起こるか、大体予想がつくが、
とりあえず、かましておいた。
だが私のその態度が、彼の気に、大いに触ったようだ。
彼はさらに黒い笑顔を浮かべ、瞳孔の開ききった目を、
こちらに向ける。
まずい、あんなこと、言うんじゃなかった!
だが、今更取り返しはつかない。
_「何だってィ?…もう一度言ってみろィ…。」
どうやら私は、彼のドSスイッチを、
押してしまったようだ。
ってか、当たり前か。
仕方ない、
必死で取り繕う。
_「…いや、今のは冗談…」
と言ったところで、彼に口を封じられた。
必死で抵抗すると、彼は私の首筋に舌を添わせ、
口が開いたところに、彼の舌が入ってくる。
激しいキスの後、私は息も絶え絶えで
言葉をつなぐ。
_「じょう…だ…んッですッ…ッンッ……て…」
それでもまだ、終わる気配はなかった。
あまりにも激しくて、息ができない。
彼を押しのけようとしても、ピクリとも動かない。
当たり前か、あっちは男だもの。
やっと解放してくれた時には、
酸欠で頭がクラクラした。
だが彼の辞書に、「加減」という言葉はないようだ。
今度は、彼の胸ポケットから、
何か怪しげな液体が、持ち出される。
…媚薬…?もしや、自白剤…?
近づいてくる。
_「ホラ、飲みなせェ。
おやつの時間でィ。」
_「いやそれ、媚薬…」
と言いかけたときにはもう、
口の中にそのビンが突っ込まれていた。
_「これさえあれば、拷問させる必要性もないですぜィ。」
一気に眠くなる。
…なんだ、睡眠剤だった…。
は、眠りについた。