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夢操り屋 凛 第一章

第2章 活動風景、こんな感じ。


「その同窓会の後から、何回も彼女の夢を見るの…。
 友達に戻りたい。謝らなくちゃ…。
 ちゃんと謝りたいのに…謝れない夢…。
 もう…何回も…ほんまはめっちゃ…
 後悔してて…苦しくて…。勇気が出なくて。」

彼女は、ゆっくりと後悔を言葉にしていた。

「わかった。じゃあ、一緒に行こう。
 田中さんが行きたい瞬間に…。
 私の手をしっかり繋いどいてな。」

そして、彼女と私は…目を閉じた。


「…いってらっしゃい。」

薄れゆく意識の中で、浩二の優しい声を
聞いたような気がした…。
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