第2章 バロナ島の少女
同時刻のサニー号__
ナ「もう!なんでうちの船長はすぐどっか行くのよ!」
フ「ルフィが勝手に探検しに行くのはいつものことだろ」
ナ「それが困るの!あの2人が迷子になったら探しまわらなきゃいけないじゃない!」
ウ「そもそもゾロはサニー号にはたどり着かないだろうな💧」
ナ「だから焦ってるのよ!」
他の者も焦り始めていたその時___
ブ「みなさん!ルフィさんとゾロさんが帰ってきました!」
「「「「「え!?」」」」」
ブルックの声に全員が驚いた。
普通なら方向音痴なゾロと身勝手なルフィが2人で帰ってくるのは前代未聞のことだった。
ナ「ちょっとルフィ!ゾロ!あんた達どこ行ってたのよ!」
ル「散歩してた」
ゾ「俺も散歩してた」
2人には大きなたんこぶが出来ていた。
ナ「こっちがどれだけ心配したと思ってんのよ!」
ル、ゾ「ばい、ずびばせん」
ナ「全くもう!」
サ「……は!おいルフィ!」
ル「なんだ?」
サ「その後ろの美女は誰だ!」
サンジが言うと麦わらの一味は全員コハルの方を向いた。
『美女?そんなのどこにいる?』
「「「「「いやいやいや」」」」」
コハル自身は気づいてないらしいが、コハルは可愛いよりも綺麗の方が割合的に多い。街を歩いていてほとんどの人が振り返るほど、コハルは綺麗だった。
ル「お前の事だぞ?」
『そうなのか?なら自己紹介をした方がいいな』
さっきゾロにしたようにコハルは自己紹介をした。
『うちの馬鹿な幼馴染がいつも世話になっている。』
「「「「「えぇーー!?!?!!」」」」」