• テキストサイズ

alive only…【ONE PIECE】

第10章 理由



コハルside

目が覚めたら私は知らない場所にいた。確かさっきまでルフィ達と一緒だったはず…そうだ。あの時気絶させられたんだった。

『早くルフィの所に行かなきゃ…』

コハルが歩こうとするとジャラジャラと鈍い音が邪魔した。

『…鎖…?』

足首に海楼石の鎖がつけられている。だから力がはいらなかったのか。

コハルは腰に手を当て刀で鎖を斬ろうとしたが、刀は無かった。

『……結構やばいかもな…』

外からコツコツという音が聞こえ、コハルのいる部屋に入ってきた。

リンク「気が付いたか」

『女を気絶させ連れ出し、逃げないように鎖で繋ぐのは常識としてどうかと思うぞ』

リンク「それはそうかもしれないな。だが、言っても聞かなそうだったから少々手荒くなってしまった」

『……』

リンク「そう睨まないでもらえるか?何の理由もなく人を連れ出すような馬鹿ではない」

『……ではその理由を聞かせてもらおうか』

リンク「意外と状況判断が早いな」

『逆にそれ以外の方法をしようとすると、「仲間がどうなってもいいのか」みたいな事を言い出すと思った』

リンク「ほう…ならついて来い。そこに答えがあるからな」

『……』

/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp