第4章 初めて
ナ「さてと、今日の主役も揃った事だし。早く宴するわよ!」
ナミの声で空気も変わり、コハルの歓迎会という名の宴が始まった。目の前には見た事がない美味しそうな料理があった。
『…美味しい……』
サ「本当か!コハルちゃん!気に入ってもらえて良かったよ!それはね__」
サンジがいつも以上に喜び、料理の話をコハルにし始めた。コハルはサンジの話をただ聞いてるだけで楽しかった。
サ「それで…あぁごめんね!俺が一方的に話してた」
『別に構わない。人の話を聞いているのは私は“好き”だ』
サ「は…!(人の話を聞くのが好き…俺の話が好き…つまり……)俺の事がそんなに好きなのかコハルちゅわ〜ん♡」
ゾ「んなわけあるかよ、エロコック。」
サ「うるせぇな、部外者は黙ってろよクソマリモ」
ゾ「……」
サ「……」
しばらく睨み合ってゾロとサンジは子供のような喧嘩をし始めた。
ナ「はぁ…これだから馬鹿は困るのよ……」
『まぁ、わからんでもないがな。この船はいつもこんな騒がしいのか?』
ナ「まぁね、何かある度に宴やってるわ!騒がしいのは好きじゃない?」
『いや……逆に好きだ。こういう事をするのもたまには悪くない。
私は今ままでで1番幸せな時を過ごしているのかもしれないな(微笑』