• テキストサイズ

alive only…【ONE PIECE】

第2章 バロナ島の少女



サ「それは無理な話だ」

『…なんで…!』

サ「だって今…コハルちゃん泣いてるじゃねぇか」

泣いたのは何年ぶりだろうか。コハルは「泣く」という事を忘れかけていたのだ。

サ「確かに、いつもの俺なら「わかった」って言ってすぐに船に戻るだろうな…けど、泣いてる女の子が辛い思いをしてるのは俺は耐えきれねぇ…!だからこの事はルフィに言う。」

『はぁ……泣いてる奴みんなにこんな事を言うのか?』

サ「いや、全員じゃない。ただ、コハルちゃんは特別だ」

『……意味がわからない。』

サ「そのうちわかるさ…」

しばらく2人は何も話さず、コハルが落ち着くまでサンジは隣にいた。コハルが泣くのをやめると、サニー号に向かった。

ル「おぉ、コハル!来てくれたのか!」

サニー号にはすでに、全員が揃っていた。

サ「ルフィ、ちょっと話が『みんなに言わなきゃいけない事があるんだ』

サンジの言葉をさえぎってコハルはみんなに話し始めた。

自分が【戦場の舞姫】だという事、マークスの支配下により殺しを続けていた事を。
/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp