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【報道系】夢小説

第1章 【Forever mine:増田貴久】






泊まりの仕事だなんて嘘だ。


ただ、そうでもしないと、
離れられる自信がなかったから。


少しずつ荷物をまとめて
身軽になっていくキミを


引き止めずにはいられないと思ったから。




今日シゲといることを望んだのは


一人で居たらホテルを抜け出して
帰ってしまいそうだったから。


まだキミがいるかもしれない
あの家に……。



























ガチャ。

増田「シゲ、寝れない……。」

加藤「ちょっ!!
なんつー顔してんだよ!」


そう言われた途端、
タオルが投げられて。


加藤「まっすーさ、
今日の夜の仕事って……撮影じゃないよね?」

増田「らじお。手越と。」

加藤「じゃあ、セーフか…。」

増田「シゲ、コーヒー淹れて。」

加藤「図々しい客人だな、おいw」

増田「そっちでしょ。
図々しかったのは。」


そう言いながらジットリと
俺を見上げる増田さん。


加藤「だから、それはごめんって。
許してくれたんじゃなかったのかよー?」

増田「そんな簡単な話じゃないでしょ。

2人で部屋で話すとか、マジで最悪。
何かあったらどうすんの。」

加藤「あの、さぁ……。
あるわけないだろ?

彼女はまっすーのコトしか
考えてなかったよ。」

増田「……へぇ?」


なんだよ…、
こんなことで
そんな嬉しそうな顔されたら……


こっちもどうしたらいいか
わかんないじゃんかよ。。













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