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鬼灯との日常

第5章 小さいけど鬼灯様


白澤印の薬を飲んでしまい小さくなった鬼灯
大騒動の3日が幕開けが始まった

「ど、どうしよう。とりあえず、服必要よね!!」

千早はうろたえ現実から逃げる事を選択したが

「違うでしょう」

それを許さない小さくなった鬼灯

「大王に報告と・・・」

精一杯の頭を動かす千早。今現実のあの鬼灯が小さくなったという事を認識し何が最適かを考える

「もしもし、大王様?千早です。夜分遅くにすみません
その・・・私のせいで鬼灯が若返りました
何を言ってるか分からないと思いますが、
確認お願いします」

携帯から大王へ報告する千早

『・・・どういうこと?』

部下から唐突に訳の分からない報告に戸惑う大王

「今日は遅いので、明日確認お願いします」

『じゃあ、明日』

携帯を切り報告をすませた

「鬼灯は小さい服持ってない?」

「昔のは全て捨てました。唐瓜さんか茄子さんの
どちらかの服貸していただけませんか?」

冷静に事を受け入れる鬼灯

「オレ取ってきます!」

唐瓜は元気よく部屋を後にした

「鬼灯様がオレぐらいの大きさだー」

鬼灯の横に並んで背比べを始める茄子

「今日は遅いので皆さん寝てから考えましょう」

「そうね、明日になったら元に戻るかもだし」

「千早、貴方は落ち着いてください。
悪いのはあのあんぽんたんなのですから」

「では解散」

こうして、一旦解散する事になった
翌朝


「小さくなったねー鬼灯くん」

大王は眺めながらなぜか奇妙な落ち着きがある

「あのバカによるとあと2日はコレだそうです」

小さくなった鬼灯は唐瓜の服に袖を通してた

「今回は私の落ち度です」

千早はものすごく落ち込んでた。そう、この時は
お香がやってきた

「鬼灯様の隠し子が出て来たと聞いたんだけど・・・
そっくりね」

いきなり爆弾発言するお香。そう、ウワサは出来てたのだ
小さい鬼灯が、鬼灯の隠し子だと

「初めまして、鬼灯と千早の隠し子です」

鬼灯はぺこりと頭下げた

「まあ、いつのまに」

気付かずにごめんなさいとお香は続けた

「ツッコミどこ沢山でしょう!お香!!
頼むから信じないで、これ本物だから」

千早は力一杯ツッコミをいれた

「鬼灯様なの?」
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