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鬼灯との日常

第4章 鬼でも風邪ひきます


「千早様、どうしたの?大量の栄養ドリンクとご飯
買い込んで」

「茄子と唐瓜、ちょうどいい手伝いお願い出来る?」

購買にて千早は栄養ドリンクとご飯を買い込んでると
2人に会った

「はい!します!!」

元気な唐瓜の返事が心地いい

「鬼灯アレから自室出た様子無くて、色々買ってみたんだよ
手伝いしてくれる良い子には何かおごろう」

「オレ、アイスが良いー」

「馬鹿、こういう時は遠慮するんだ!」

茄子は遠慮なくアイスを希望した。唐瓜は辞退しようとするが

「いいの、いいの。気にしないで先輩におごられなさい」

「それじゃあチョコレートお願いします」

「はいよ。それじゃあ鬼灯の部屋に行きますか」

3人は栄養ドリンクから訳の分からないものまで
買い揃えると鬼灯の部屋に向かった


「鬼灯ー?開けるわよ?」

返事を待たずに千早は鬼灯の部屋を開けた

「・・・少しは待ってください」

鬼灯は千早の声で目覚めたようでまだ、気怠そうだ

「はい、ご飯食べてないでしょ?それと栄養ドリンクと
お見舞いのデザート。唐瓜と茄子に手伝いしてもらった」

「鬼灯様大丈夫ですか?」

「寝たら気分良くなりました」

上体を起こすといくつかの品を受け取った

「食べ終わったら薬渡すからー」

白澤から貰った薬があると思い出した千早は用意を
始めた。大騒動になるとは知らずに

「はい、薬。」

「ありがとうございます。」

何の疑いもせずに受け取り、液体の薬を一気飲みした

「この薬、千早にしては苦いのですが」

「白澤様から貰ったんだよー学会に紹介する前の新薬」

その言葉を聞いて、飲んだ薬を後悔したがもう遅い
効果はすぐに現れた

「な?!苦しいです、まさか毒でも・・・」

「マジ?あ・・・鬼灯が小さくなってく?!」

鬼灯が小さくなり始め、やがて丁時代の身長になった

「鬼灯様!!」

「ありえない、いや白澤様なら・・・」

「千早、私はどうなりました?」

少し苦しそうに鬼灯は千早に尋ねた

「縮んだ?いや、これは若返り」

鬼灯は白澤印の薬を飲んだら若返った

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