第9章 名前って大切
「なんでもありませんよ。買い物中に何か
思いつくかもしれませんから連れて行きます」
鬼灯は椅子から立ち上がると双子の手を握った
「そうだね、一旦解散」
2人は閻魔庁から出て行った
「あの2人はいつくっつくかねー」
「鬼灯様が口に出さない限り無理なんじゃないすか」
「千早は恋に疎いもの。限度があると思うけど」
上から大王、唐瓜、お香が発言する
この話題は2人が帰ってくるまで盛り上がる
一方その頃
「案外難しいわね」
本とにらめっこしてた
「男なら太郎、次郎で済むんですが・・・
一子、二子はいかがでしょう?」
「そんな適当な名付けあるか」
「それがいい」
一子と名付けられた座敷わらしは納得したようだ
「本人がそれでいいなら・・・よし、帰って名前
お披露目しようか」
こうして名前が決まった。
〜NEXT〜