• テキストサイズ

修羅

第1章 序章


前方に、揺らめく人影。

さっきまで私のいた、その建物は、
今では炎のなかで、踊っている。

熱い…

だが、目の前の光景を見た私の背中は
凍りつきそうに、冷たい汗が吹き出す。

_「せんせィィィィィッ!」


私と一緒に、銀時や晋助たちも、
一緒になって、叫ぶ。


だが、返事は なかった。



銀時が、真っ先に飛び出す。

すると、先生は後ろをふりかえって、
銀時に、何か言う。


何を言っているのかは、
全然聞こえない。


先生が何かを告げ終えると、
先生を拘束しているお役人さんたちが
先生を、連れていった。



_「待ってェェェッ!
私たちを、置いて行かないでェェェッ!」
/ 3ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp