第3章 謎の男の子
仕事がはかどらず、私は今残業中です。
誰もいない職場...。1人になるときーくんの事を思い出し涙か溢れてしまった。
気付けば時間も夜の10時になってるし。
主「....もう、帰ろ」
資料をまとめ私は職場を出た。
電車に乗り、帰りにコンビニ弁当を買って帰る。
真冬の寒い中私は下を向きながら歩く。
主「さむい...」
マンションに着く頃、ぱっと前を見たとたん、ある異変に気づく。
遠くから見ても分かる。マンションの前で人が倒れているのだ。
主「ひ...人が倒れてる!!」
もうスピードで走りその人に駆け寄る。
金髪の左耳にシルバーのピアスを付けている10~20代位の男の子だった。
主「だ..大丈夫ですか?!」
??「はぁ..はぁ..」
顔が赤く、額に手をあてる。
主「大変..すごい熱..。」
とりあえず、部屋に入れなきゃ。
主「ごめんなさい腕借ります!」
私の肩に彼の腕を回し立ち上がる。
お...重たい..大きい人だな..
だけど、見捨てるわけにはいかない。
主「頑張って歩いて!私の家このマンションだから!」
??「すんませんっす...。」
私は彼を連れてマンションに入った。