第3章 謎の男の子
主「ん..」
太陽の日差しが眩しい
泣きながら寝てしまったようだ
主「!?今何時!?」
急い時間を見ると朝の8時
やばい..仕事遅刻だ..!!
急いで支度し、家を出ようと玄関のドアノブに手を掛ける。
主「....。」
私は一度、振り返り部屋を見渡す。
いつも、玄関まで見送ってくれるきーくんがいない
あるのは、部屋の片隅にある小さな木箱だった。
自然と涙か溢れてくる
服の袖で目をこすり涙を拭いた
主「...いてきます」
私は急いで職場に向かった
__________………………。
社長「一時間遅刻なんて!!どー言うことだ!!」
主「す..すみません。」
職場に着いた私は、ガミガミと社長に怒られています
30分程説教を聞かされ、やっと解放された私は、自分のディスクに座った
先輩「鈴音~災難だったね~」
主「先輩、ニヤニヤ私の説教を聞いてる暇あるなら助けて下さいよ。」
私の隣のディスクにいる先輩は、入社してから仲良くしてくれている人だ
先輩「けど、遅刻なんて初めてじゃない?何かあったの?目もめっちゃ腫れてるし!」
主「...実は...。」
私は先輩にきーくんの事を話した。
先輩「....そっか。鈴音すんごい大切に育ててたもんね。」
先輩は、私の頭を優しく撫でた。
主「止めてくださいよ。泣いちゃいます」
先輩「ごめんごめん!よし!帰り私と一緒に飲みにでも行くか??」
うーんと考えたけど、そんな気分にはなれない。
主「すみませんが...」
先輩「ま、そーだよね。だけど1人で抱え込むんじゃないよ??いつでも付き合うからさ!」
先輩の言葉に涙が出る。
主「~~~っせ~んぱ~い」
先輩「だーー!!泣くなー!!!」