• テキストサイズ

【黒バス】最後の恩返し

第14章 最後の恩返し



日差しが眩しい。
ここはどこ??


主「・・・ん。朝?」



え、朝?
私は、はっ!っと思い出したかの様に体を起こす。

主「黄瀬さん!!」

目を覚まし、周りを見渡すと見慣れた部屋にいた。
自分の部屋、ベッドに寝ていた様だ。

主「ゆ・・夢??」


私は立ち上がり洗面器向かい、鏡で自分の姿を見た。
黄瀬さんと一緒に出掛けた時に着ていたワンピースを着ていた。

主「夢じゃない!」

私はすぐに、持ち歩いていた鞄の中を見る。
黄瀬さんに、渡そうとしていたプレゼントが入っていた。

主「プレゼント・・渡せなかった。。」


夢じゃなくて、現実で。本当に消えちゃって。

もう、いない。どこを探しても。

きーんくが・・黄瀬さんが・・。

もう、会えない。





主「うっうっ・・。わぁぁぁぁ!!」




私は、初めて大声を出して泣いた。
頭の中が真っ白になった。
/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp