• テキストサイズ

【黒バス】最後の恩返し

第10章 クリスマス



女1「ねぇ!あの人やばくない?」
女2「え!本当だ!モデルかな??」

な…何か、めっちゃ見られてる。

私達は今、街中を歩いています。
だけど、周りの女性達の目線が怖くて。
その原因は……

黄「どーしたんすか?」
主「いや!!何でもないよ!!」

原因はもちろん、私の隣にいる黄瀬さんです。
確かに、高身長にこのルックス……。

主「自覚ないんだろうな…。」
黄「鈴音っち?今日は何か、変っすよ?」
主「いやいや!大丈夫だよ。あ!どっかお店に入ろう!!」

私は女性達の目線に耐えれなくなり、お店に入ることにした。
その後、色々見て回ったが、皆の目が気になり。

主「はぁ~私、絶対に釣り合ってないよね。」

ベンチに座り、休憩中です。

黄「鈴音っち!飲み物買ってきたっすよ!」
主「あ!ありがとう」

黄瀬さんが私の隣に座り、顔を覗きこむ。

黄「…俺と出掛けるの楽しくないっすか?」
主「え!ち…違う!楽しい!凄く楽しいけどね…」
黄「??」
主「黄瀬さん、かっこいいからさ!周りの人が見てて、私全然釣り合わないし…申し訳なくて…」

彼は私の言葉に突然笑い出す。

黄「鈴音っちwwそんな事気にしてたんですか?」
主「そ!そんな事って!」

黄「いや、すんませんっす!俺、鈴音っちの事しか見てなくて気付かなかったっす!」
主「!!//////」

頬が熱くなり、ドキドキが止まらなくなる。
黄瀬さんは、いつも突然すぎて対応に困ってしまう。

黄「なら、二人っきりになれる場所に行くっすよ!」
主「え!?」
黄「今から歩いていけば丁度いい時間っすね~」

時計を見るともう少しで夕方になる。

主「ねぇ?どこ行くの?」
黄「内緒っす。けど、俺の一番のお気に入りの場所っす!」

黄瀬さんは私の手を取り、歩き出す。
/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp