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【黒バス】最後の恩返し

第6章 エスパー!?



??「お……俺の名前は…き…。」
主「き??」

彼は腕を組み考え、あ!っと思い付いたかの様に話始める。

黄「俺の名前は、黄瀬涼太っす!」
主「黄瀬涼太?」

黄瀬…涼太。
私の知り合いに思い当たる名前はなかった。

黄「ちょっと、ある理由でここに来たっす!」
主「ある理由で?」

彼の目が泳いでる。
やっぱり怪しすぎる!!

黄「理由はまだ言えないっすけど、けして怪しい物ではないっすよ!!」
主「いや!逆に怪しいよ!何で私の事知ってるの?!」
黄「えっと……。」

彼はまた、腕を組み考えた。
すると、突然立ち上がり

黄「実は俺!エスパーなんすよ!!」
主「……………へ??」

え、待て待て!エスパー!!
おかしいだろ!!

黄「だーかーらー!エスパーなんすよ!念力を使えば、こう……名前とか色々分かるっす!!」

自信満々に話す彼にポカーンと口が開く。


主「………ぶっ!!あっはははは!!」
黄「な!何で笑うんすか!!」
主「だってwエスパーってwwもっと間ともな嘘つきなよwww」

お腹を抱え笑っている私を見て、彼も笑い始める。

主「もー何でいーや!貴方、変な人じゃないみたいだし居場所が出来るまでここにいていいよ」
黄「え!まじっすか!」
主「けど!ここに住むなら家事とか色々手伝うこと!!いーい??」
黄「りょーかいっす!」

エスパーと言う言葉がツボにはまり笑いが止まらない私を見て、彼はニコッと笑う。

黄「やっぱり、鈴音っちは優しいっす。今も昔も………。」

主「ん?何か言った?」
黄「いや!何でもないっすよ!」

彼が何を言ってたの分からなかったけど、まーいっかと思い、色々な事を話した。

私は人生で初めてエスパー人間に会いました。
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