第3章 希望の卵とぺんぺん草
「ただいまー。」
「あ、ひよこ?ちょっと来てくれないかしら。」
「なにおばさん。お客さん?じゃあお客さんにお茶だし……」
「やぁ、ひよこちゃんだね。」
「モフモフだ!!!」
おばさんと話していたのは、人じゃない、モフモフの何かだった。
「君に話があってきたんだ。」
「は、はぁ。で、貴方はいったい……?」
「僕はねぇ、雄英高校の校長さぁ!」
「?」
もふもふの白い何かはとても可愛い感じで話す。とてもぷりてぃーだ。かわいい。もふもふしたい。
でも、ソレの言っていることが頭の中で処理しきれない。理解できない。いろいろと。
そもそも、なんで、人じゃないのが喋ってるの?校長?なんで?動物が成り上がったの?この動物すごいな!可愛い。もふりたい。というか、なんで来たの?
??
「それで、話とは?」
「君に、雄英高校に通って欲しいんだ。」
「???」
????
この白い動物は、なんなんだろう?