• テキストサイズ

モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第9章 日常


色々あって漸く離してもらえた僕は、暫く悠一を無視して携帯を弄りながら廊下を歩いていた。
諏訪さんと瑠依は会議に行き、駿君は防衛任務に向かった。
悠一が謝っているがもう知らない。さっさと離せばいいものを、何分たっても離してくれなかったのが悪い。
人前だと何度も言ったのに無視したんだ。僕だって無視する。

迅「明希...お願い。許してください」
僕「...」
迅「もうしないから。何かバツを与えてくれてもいいから。お願い許して」
僕「...じゃあ、今から入隊式の日まで僕に触れちゃダメ。それが守れたら許す」

そういった途端悠一の顔が一気に明るくなった。「わかった!」と返事をして、鼻歌を歌い始める。

風「お前も大変だな」
僕「わかります?大きな子供が出来た気分ですよ」
風「俺も似たようなもんだ。太刀川のせいでな」
僕「太刀川さん何かやらかしたんですか?」
風「レポートを溜め込んで、昨日アレから泣きついてきた。徹夜で付き合ってやった」
僕「うわぁ...お疲れ様です。ちゃんと寝ました?」
風「今から仮眠室に行くんだ。お前も、疲れてるなら一緒に行くか?」
僕「そうします」

突然現れた風間さんにびっくりしながら、会話と歩みを進める。
悠一は驚いて少し止まっていたが、すぐに追いかけてきた。SEは仕事をしていないようだ。

迅「ちょっと風間さん。明希を連れ込むの?」
風「そんな訳あるか。仮眠室まで案内して部屋は別に決まってるだろ。お前じゃあるまいし」
迅「今サラッとディスられた。まぁ事実なんだけど」
風「藤咲、嫌なことは嫌と言うんだぞ?」
僕「言ってますよ。言って聞かなかったら、強行手段に出ますから大丈夫です」
風「そうか。何かあれば言ってくれ」
僕「了解です」
迅「あれ?何か俺悪者扱いされてない?」


ーーーーーーーーーーーーー
皆さんお久しぶりです!作者の桜花です!ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
年末になって受験勉強や手伝いで忙しくなり、投稿頻度が遅くなります!順位も着々と上がっていて凄く嬉しいんですが、年明けまで投稿出来ないと思います。
これが今年最後の投稿になりますが、その間、リクエストがあれば何でもいいので書き込んでいただいて構いません。
また来年、再び投稿した際にはご贔屓にして頂けると嬉しく思います!約三ヶ月間ありがとうございました!良いお年を!
/ 131ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp