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モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第2章 転校


バチッと耳触りな音を立てて、グラウンドに黒い稲妻が走った。

生徒「う、うわぁぁぁぁぁ!!」

生徒の1人が声を上げると、まるで波紋の様に周りの生徒達に伝わり、声を上げ慌てふためく。
それと同時に他クラス窓からボーダー隊員が何人か飛び出す。

出「チッ!ここにもかよ」
僕「なんでここに門が...?門誘導装置があるんじゃないの?」
出「説明は後でな!トリガー起動!」

そう言うと、出水君は黒いコートを靡かせながら窓から飛び出し、トリオン兵に向かって行った。他クラスの窓からもボーダー隊員が出て来て応戦する。
疑問はまだ残ったままだけど、僕も何かしないと。今の僕には避難しか出来ないけど、やらないよりましだ。

僕「みんな!落ち着いて!廊下に出て避難しよう!」

その声で落ち着きを取り戻した先生も呼びかけ、無事に避難を済ませる事が出来た。

◇◇

避難が終了してから10分後…
外か聞こえていた轟音が止み、出水君を始めとするボーダー隊員が戻って来た。

??「近界民は全て排除しました。今回の門発生の原因は、ボーダー本部の方で究明中です。原因が分かり次第、学校側に伝えます」

何やら学校長と出水君と…あれは3年生?が話しているのが聞こえた。ボーダーでも原因がわからないとなると、イレギュラーゲートって事だろうか。
転校早々、まともに授業も受けられないあたり…流石三門市って感じがする。











校舎の方は南棟の方が少し壊れていたため、今日の授業は無しになった。
明日・明後日には、空き教室を使っての授業が行われるだろうが、僕には仕事が入ってるため午後からの登校になる。

(学校案内もしてもらってないのに教室に辿り着けるかな…?)

ほぼ100%無理。迷子になるのがオチだ。職員室?……そんなもの忘れたさ。

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作者の桜花です!
原作通りに進める予定だったのに何故か出水が出てきちゃいました(・ω<) テヘペロ
作者はこの通りアホなのでまたやらかすかも知れませんが、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。
出水君出しちゃったので、こっちでは遠征に行ってないことにします!
こんな感じの作者&試作品ですが楽しんでもらえたらと思います。
今後ともよろしくお願いします!
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