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モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第19章 好意


修君達のランク戦が終わった後、急いで召集場所に行く。一緒に就いている部隊は風間隊と諏訪隊だ。
時間まで後5分程あったが、召集場所に着くと全員揃っていた。

俺「すみません。遅れました」
諏「よぉ藤咲。まだ時間になってねぇから大丈夫だぜ」
風「大方B級ランク戦でも見ていたんだろう?うちの三上も今位置についたところだし、気にするな」
俺「ありがとうございます」

諏訪さんに髪をワシャワシャと撫でられて、「ちょ、ボサボサになったじゃないですかw」と言いながら髪を直そうとすると、風間さんにいきなりしゃがめと言われた。何だろうと思い言われた通りしゃがむと、髪を直してくれた。突然の事に思わず驚いてしまい、されるがままになった。し、心臓に悪い...。

時間になって、任務を引き継ぐ。トリオン兵の残骸回収も任務に含まれている為、全てトラックに積んで回収してもらう。そして見回りがスタートした。
堤さん・日佐人君、諏訪さん・風間さん、菊地原君・歌川君がペアになって、巡回。俺?俺は「1人で十分強いだろ」って風間さん達に言われて1人で巡回中だ。
1人って暇だなぁ、と思っていたら目の前で門が開いた。それと同時に警報が鳴る。

ア《門発生、門発生。座標誤差ーーー。付近の隊員は今すぐ処理を開始してください》
俺「瑠依〜数教えて」
小《モールモッド5体、バムスターが2体だね。誰か呼ぶ?》
俺「大丈夫だ。これくらいなら2分あれば片付く」

すぐさま炸裂弾を放つ。これでモールモッドは全て死んだ。後はバムスターに変化炸裂弾を撃ち込んで終わらせた。
合計時間1分ちょっと。2分もいらなかった。

俺「瑠依〜。こっちは終わったぞ」
小《はやっ!んーじゃあ、みかみかに聞いてみて。こっちは大丈夫だから》
俺「ん...三上ちゃん。そっち大丈夫か?」
三《菊地原君と歌川君の所が少し数が多いみたい。援護に回ってもらえるかな?》
俺「了解」

急いで駆け付けると、やたら多いモールモッドとバドが数体飛んでいた。これは攻撃手2人じゃキツいわと思いながらバドを倒す。

俺「変化弾」

いくつか外れたがバドは全滅。序に誘導弾でモールモッドを何体か潰すと、向こうも粗方片付いたようだ。

俺「2人共お疲れ」
歌「お疲れ様です。援護ありがとうございました」
菊「別に僕達だけでも勝てたし」
歌「おい...」

とりあえず歌川君、お疲れ。
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