rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第5章 rain of teardrop-5
「突・・・やめ・・、・・ッひ・・」
「ほーら・・・もっとガンガン突いてやるよ・・ん・・・」
「!!・・・、ッめ・・それ以上・・・イク・・ッ――」
「ハァ・・・ん・・ぁ・・」
車内が激しく揺れている気がする。
傍から見ればきっとそうでもないのだろうけれど、明確だったのはシートの脚部が、今が一番悲鳴を上げていたということだ。
ベッドのようにぎしぎしと軋みが聞こえて、フラットにしていた部位にも負担が大きくかかっているのだろう。
身体の上下のどちらに位置しようとも、シルバーの猛々しい律動がそうさせていた。
そして組み敷かれようと、騎乗させられようと、名無しはただ喘ぎ続けるのみ。
「・・・はは・・ハッ・・」
捲れた服からは、浅黒い、彫刻のように鍛え上げられた腹筋が覗いている。
その筋肉を纏う肌に汗を滲ませて、シルバーは名無しを強烈に突き、彼女に駆け上がるものを再び強制的に感じさせていた。