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rain of teardrop【黒バス/ジャバ】

第31章 wrong step on the stairs5



ブラジャーだけを剥ぎ取られ、いやらしい下着を身に着けていたまま足を開き、シルバーを迎えていた名無しの姿はどうしようもなく淫らだった。

汗が滲み、毛先の濡れた髪が肌に纏わりつく様も艶やかで、それを掻き分けて舌を這わせるシルバーもまた、愛撫のやり甲斐を感じていた。

たまらずまた射精欲に駆られるところ繋ぎ止めていられたのはきっと、一度出している影響もあったからだろう。

両手でふたつの実をまさぐり、揉み、先端を舐めてやると、名無しの膣は幾度も幾度もきゅんと締まる。

嬌声も止むことなく響き続いた。


「……?!」

「どうせベッドは朝まで使うモンだ……後からでもおまえをガンガン突いてやれるだろ?」

「あ……っひ、ィ……ああ…ッ」

「!おいおい……てっきり緊張でまた締まると思ったけどな…そうでもねえのか……?分からねえもんだぜオンナは…」


シルバーは名無しを休みなく一頻り突くと、一度膣から自身を抜き、彼女を勢いよく抱き上げた。

ベッドが揺れ、マットが沈んでも体勢を崩すことなく立ち上がり、逞しい両腕で運ぶその先は数歩程離れた場所だった。

名無しは突然途切れた快楽の続きが欲しくてたまらなくなっており、赤い顔をして息を乱し、シルバーに言葉なくして挿入を強請っている。

脳内麻薬が弾けて、すっかりその気になってしまっている彼女が自分自身に嫌悪感を抱くのは、まだまだ数時間は先のことだ――。


シルバーに連れられ、下ろされ、立ったまま背後から再び貫かれたのは、部屋の窓際でのことだった。


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