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☆完結☆相葉くんは悪趣味です。

第2章 また会いたかったの。





二宮「…で?相葉さん、

まだ好きですよね?」



きたきたー。




「忘れていると思ったんですが!」





二宮「じゃあさ、


相葉さんとの出会いから今までを


1分で説明して!笑」




1分!?無理でしょ…




「出会ったのは4歳の時で、

私がマンション引っ越ししてきて、

雅紀くんは向かいの中華屋さんの息子だった。


引っ越しの当日に、

クタクタな親と一緒に

挨拶がてら食べに行ったの。


そしたらカウンターの隅っこに

雅紀くんがちょこんって座ってた。


すぐに仲良くなって、

親が食事をしてる間は食べ終わったら

二階の部屋に行って

おままごとしたり、ゲームしたり。


一緒に過ごすのが当たり前だった。」






そうだ。あの頃はこれが

私と雅紀くんの日常だった。





夜風は冷たく、話すたびに

白い息が出る。




「中学生のある時、

雅紀くんがジャニーズ事務所に

入るってお母さんから聞かされた。


芸能人!?すごいっ!て

最初は応援してた。


バックダンサーで踊るときは

録画したし、番組も!



でも嵐がデビューして

雅紀くん学校にあまり来れなくなって…。



たまに来たかと思えば、

キャーキャー言われて…。


近づくことさえも

許されないって感じで。


それから高校卒業して


本格的に雅紀くんは


芸能界に入って行っちゃった。」











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