第2章 また会いたかったの。
「たまにメールくれたり
電話もしてくれたけど、
でも、もう違う人みたいで。
って、こんな感じ。笑」
二宮「とっくに1分
経ってますよー!笑」
「ごめんなさい。笑」
二宮「でも、泣くほど好きなら、
諦めなくてもいいんじゃないですかね?」
「え?」
頰を触ると、涙がこぼれていた。
うそ。忘れたはずなのに。
二宮「…いい作戦があるんです。
だから今日からあなたは
私の彼女ってことでいいですか?」
「さく…せん?」
二宮「相葉さん懲らしめたいんです。
だから、ね?」
「…なんだかよくわからないけど
わかりました。お願いします。」
どんな作戦なんだろう?
二宮さんは任せて、と言うけれど…。
とりあえずこの日は、
連絡先を交換して別れた。
二宮さんには知られちゃった。
どんな顔して会えばいいんだろう?