第1章 出会い「なんでこんなとこで飯食ってるんだ?
で!もっとも仕事の出来る
親父の秘書3人を借り
車でその支社に向かっている所だ
「御子息!まもなく着きますが
地下駐車場側から入られますか?」
「いや!正面玄関でいい!」
「かしこまりました!」
運転手兼ボディーガード兼秘書の
アメリカ人と日本人のハーフで
明るく冗談をよく言ってて弟みたいな雰囲気があるが
アメリカで大統領のSP経験があり
制圧技術に長けた
今、運転している
朝比奈に聞かれ答え
「朝比奈!その御子息ってやめてくれないか?」
「いや!しかし」
しばらく朝比奈は考えてたが
声をかけられる
「まぁいいんじゃないですか?
御子息だと社員の皆様もかしこまって
しまうかもしれないじゃないですか!」
「川上さん!しかし!」
肌の色が白くて綺麗な青年で
外見的に見えないが35の俺より年上で
会社の中で微笑みの貴公子という異名を持つ
第2秘書で
後部座席で俺の横に座っている
川上がやんわりと賛成してくれる
「だろ?いいよな?」
「お好きなように!」
秘書の中で絶大な権力を持ち
俺の同級生でいちおう幼馴染で
鉄の女の異名を持つ
第1秘書で助手席に座っている
吉村に話を振る
「吉村さんがいうなら
なんてお呼びすれば?」
「雅也でいい!」
俺が言ったのを川上が制して言う
「そこまでフランクに呼ぶことは
出来ないので代表で!」
「まぁそれでいい!」