第1章 絶対に守る 【平清盛】
【清盛】
「大丈夫か。」
「はい、ありがとうございます。」
「お礼なんて言ってる場合じゃねーだろ!バーロー!」
「ごめん・・なさい」
「謝ってる場合でもねえ!声がうまく出ねぇんなら喋んな!」
晴香は頷いた
無事でよかった、本当に
「清盛さん・・・」
「清盛でいい。なんだ?」
「あの・・・先程から、お腹の中熱くて・・・」
まさか・・・
「お前、あいつらにやられたのか!?」
「はい・・・」
許せねぇ・・・
俺の晴香をこんなにしやがって・・・!
「お願いします・・・私の中の・・・掻き出して・・・あなた色に・・・染めて・・・っ」
・・・
「いいんだな?」
こくこく
「わかった。」
そこからは言葉が途切れた。