第1章 絶対に守る 【平清盛】
【晴香】
「んーっ!んーっ!」
うまく声が出せない
そりゃあ、猿轡なんてされたら当然か・・・
手は後ろ手に縛られてるから身動き取れないし。
はぁ、何やってるんだろう。私。
せっかく、清盛さんに手料理ご馳走しようと思っていたのにな
誰か助けて・・・
バァン!!
「ここかー!?」
き、清盛さん!
「げっ、平清盛!!」
「なんだよ、昼間のやつじゃねーか。晴香を連れ去りやがって。文句ねぇよなぁ?」
お、怒ってる(汗)
10分後
「大丈夫か、晴香!?」
「は、はい・・・」
喉に布の繊維がくっついて乾ききってしまい声が出ない
「すぐに屋敷に戻るぞ!!」