第6章 私立リアリン学園!~イケヴァン・レオナルド~ 情熱編
胸を押し返すけれど、その手にはまったく力が入らなくて。
レオナルドさんの手は、私のブラウスのボタンにかかり………。
けれど、うまくはずれないらしく、今度は、ブラウスの裾をスカートから引き出し、たくし上げる。
同時にブラをずらすと、そのまま膨らみを鷲掴みにされる。
冷たい無骨な手の平を感じる。
「ふ………ぁ」
片手で腰をしっかりと抱かれ、胸を揉みしだかれる。
「あ………ん、ちょっと、待って………」
フニフニと先端をいじられ、その刺激で少しずつ硬く尖っていくのを感じる。
けれど、どうすることもできずに―――。
あ、なんだか………お腹の下辺りがズクズクする。
おかしな感覚………。
もう、脚に力が入らないよ―――。
腰から体勢が崩れ、もつれるように二人で、床に転がる。
そのまま、私の上に覆いかぶさって来て―――。
「………っ、や、やめ………」
スカートの中に手を忍ばせてきたのに抵抗しようと、裾を押さえる。
と。
その手が離れていき、ほっとしたのもつかの間、その手は、腰のファスナーに向かう。
「………っ」
彼の手首を掴む。
けれど、その手はそのままファスナーを下げ、スカートと同時に下着をも脱がされてしまう。
外気にさらされた下半身に、熱い指が絡まる。
「だ………め、やぁ………」
グチュ。
………指が、ナカへと入ってくる―――!
「嫌がってる割には、ずいぶんと潤ってるけど、な?」
抜き差しされる指の動きに呼応するように、すぐに快感の波が訪れる。
「あぁ………ん」
「もっと欲しがれよ」
そう言いながら………レオナルドさんは、服を脱ぎ捨てていく。
そして、もうすでに、彼のモノは私のナカへと侵入していた―――。