イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第2章 意地悪な天使 〈石田三成〉
「あっ…!あぁっ…!」
「様…っ……そんな顔をされては、私はもう……止まれない……っ!」
「んんっ!……ふっ……っ!」
三成から与えられる、2度目の深い口付け。
何度も何度も角度を変えて、普段の三成からは想像も出来ないくらい、濃厚で―――……
その深く甘い口付けと、腰にじんと来る甘い刺激に、もうは抗えなかった。
三成の長く、綺麗な指が、の着物の帯をしゅるりと解いていく。
空いた手で制止しようとしても、三成を止める事は出来ない。
あっという間に、着物が肌蹴て素肌が露になった。
はやっと口付けから解放され、浅い呼吸を繰返しながら、必死で胸元を隠す。
「様…」
「ダメ…見ないで……っ!恥ずかしくて、死んじゃう……」
「そんな……凄く、綺麗です。綺麗で…目を反らす事が出来ない……」
「……っ」
三成の手が、胸を隠すの手を強引に退けていく。
頭の上で両手を纏められて、その力強さに、はどうする事も出来なかった。
「触れますね……」
「待っ……ひゃ……っ!」
三成の手が、そっと撫でるように、の肌に触れていく。
あまりに優しい触れ方が、逆にもどかしい。
胸をやわやわと揉まれて、は今にも漏れてしまいそうな自分の甘い声を、唇を噛んで飲み込んだ。