第2章 昔話
nqrse ver
俺が吸血鬼って気づいたのはluzくんに会ってからかな。
親にも周りにもかわいいって甘やかされてたんだよ。luzくんはそのとき1人だったんだ。でも俺はluzくんと俺は似てるって置かれてる立場は違うはずなのにそう思ったんだ。luzくんが1人になり始めた時ぐらいか?そんくらいから女の子たちが寄ってくるようになった正直気持ち悪い… luzくんにはファンクラブもあったみたいだし気になって女の子に聞けば
「luzくん吸血鬼なんだって!nqrseちゃん可愛いし襲われちゃうから近ずかない方がいいよぉ♡♡」
こんなような事ばっかだ。お前はにはコンプレックスのひとつもねーのかよと頭の中で毒を吐きながら
「教えてくれてありがとね、君も可愛いんだから気をつけて」
と自分で言ってても気持ちの悪いことを言った。女の子の顔が赤くなってるのがわかる
面白すぎ(笑)
放課後家に帰ろうとすればluzくんを見つけたから声をかければ睨まれたと思ったら驚いたような顔をして手を引かれた。。
え、?何この状況なんで俺はluzくんの家に居るんだ…?
「nqrse…やったっけ?」
「あ、うん。」
「もしかしてなんやけど、nqrse 吸血鬼やったりする?」
「は?そんなわけ…」
そんなわけないと言おうとした。けどずっと俺自身気になることがあったんだ、髪の色だ…家族全員純日本人だからおかしいんだ俺だけ生まれつき髪色がピンクなのが…
もしかしてと思い始めた時、目に激しい痛みが襲ってきてうずくまった。
痛みは引いてきたから心配してるような目を向けてきてるluzくんを方を見つめれば
「やっぱり…」
と呟かれた俺がハテナを浮かべてれば
「目、目の色変わってるで」
と言ってきた。鏡は持ってないからケータイの画面で確認した。確かに目の色が変わってる
あぁ、俺も吸血鬼なんだ…だからあの時luzくんに俺と似たような雰囲気を感じたのか。