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イケメン夜曲 ~ノエル~ クリスマスの約束

第2章 クリスマス・イヴ


「おなかいっぱいになりました?」

ユイは期待を込めて聞いてみた。

「それには、もうちょっとかなー」

(そっか、まだ足りなかったんだ・・・ちょっと残念)

ユイが少し残念そうに俯くと、ノエルに頬を撫でられ顔をあげた。

「このデザートちょうだい」

ノエルはユイを引き寄せ唇を触る。

(・・・っ)

「ユイちゃんがノエルを食べたから、今度は俺がユイちゃんを食べるね」

ノエルがニッコリと笑い、顔を近づける。

(えっ・・・さっきのはそういう意味だったの?!)

ユイは真っ赤になりながら目を閉じてノエルのキスを受け入れた。

ノエルがユイの唇に舌を侵入させる。

「・・・んっ・・・んんっ」

(・・・ノエルさんのキスはいつもお菓子の味がして、甘い・・・)

ユイの体が芯からとろけそうになる。

(今日はノエルさんの味・・・)

深く口づけされてユイはもう力が入らない。

「ノエルさん・・・私・・・おかしくなっちゃいそう・・・」

ユイは上気した顔を隠すようにノエルの服をぎゅっと握り胸に顔をうずめた。

「クリスマスプレゼント、もらっていい?」

ノエルが赤くなりながら呟く。

「・・・はい」

ユイが頷くと、ノエルはユイを横抱きにしてベッドに運んだ。

灰色の瞳に見つめられるだけで鼓動がどんどん早くなる。

ノエルはユイの首筋にキスを落とした。

「・・・あっ・・・んっ・・・」

声が漏れてしまうのが恥ずかしくて口に手を添えると、ノエルがその手を取りキスを落とす。

「声、もっときかせて・・・」

ノエルがユイの胸元に赤い花を咲かせる。

「あっ・・・あんっ・・・」

ユイの敏感な部分を唇でなぞっていく。

「あ・・・ノエルさん・・・」

ユイがノエルを抱きしめるとノエルが幸せそうに笑う。

「大好きだよ、ユイちゃん・・・」

「私も、好きです、ノエルさん・・・」

ノエルの与える甘い刺激と快感にユイは意識を手放した--
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