第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「どうなのさ?
なんでカギ開いてるの?」
『ぁ…カギ…は…
ごめ…ん……!』
「なに?謝ってる?
感じてるの?
目隠ししてるに
エロい顔してるのが
わかっちゃうんだけど?」
『ご…め…ん』
甘い声に紛れる謝罪は
「ただでさえ…悪い虫が
姫凪の周りで
跳んでるんだからさ…?
警戒心持ちなよ?
キミは…誰の、かな?」
認められず
突起と泡が
徹の指の間で潰れてた
『きゃ…ッ!ァあん!!』
響いた声が耳に跳ね返ってきて
顔が赤くなっていく
……けど。
赤くなってばかりも居られない
徹の声は
低いままだし
「答えになってないね?
悪い子…こっちにも…
お仕置き…」
お仕置きも終わらないみたい。
ごめんって言ったのに…
怒らないで…よ…
なんで顔見せてくれないの?
顔見たくないって事?