• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「…はぁ。分かった。
ね?姫凪ちゃん?」

低い声が怖い

バレちゃった?
責められる??

『はい?』

肩を揺らして
応えると

「デートがダメなら
今度キミの友達と俺の友達で
遊びに行こうぜ?
これなら良い?
ただ俺のツレはおっさんばっかだからなー
烏野のガキんちょでも
連れて来ようか?
北一出身だろ?
北一から来てる奴が
居るって繋心が言ってたし
俺の弟子も同じ一年だしな!」

さっきの低い声とは一転
明るい声が
玄関先に響く 

「姫凪ちゃーん?聞いてる?」

『は、はい!』

「やった!じゃあ、遊ぼうな」

へ?いや!
その"はい"は
"聞いてます"の方で…

「やべ、店戻らなきゃ
じゃあね?チャント寝て
涙枯らしておきなよ?」

クスクス笑って
涙の跡を指でなぞって

「泣いてたら
お兄ちゃんが心配するよ?
キミの事が大事みたいだから…」

最後にゾクリとする程
冷たく笑って

「なんてね?
温くならない内に食べてね?
今度はウチの自慢の果物
届けてあげるよ」

パタンと
ドアが閉まった 

/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp