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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


『そんな事…!』

「ウソ下手な所も
可愛いね」

好きとかじゃないのに
なんかドキッとしちゃう
優しい声に、かな?

それとも触り方が
大切な物に触れる時みたいだから、かな?

「話してごらんよ?
恋の悩みなら…
聞くの辛いけど…
姫凪ちゃんの為なら…
堪えれるかもしれないし…
いや、平気!堪えるから!」

平気には程遠い程
苦い顔。

「とりあえず…」

頬を撫でてた手が
後頭部に移り
グッと引き寄せられ

「デート…しよっか?
元気にしてあげるよ?」

耳の横で声が響く

『え!?嫌だ!』

あ!また!正直者!!

「イヤ、って…」

物凄くショック受けてる!
でも、でも!
チャント言うべき…よね?

『あの、私…好きな人…居ます…から!
好きじゃない人とは
デートとか出来ない、です!』 

嶋田さんを押し返して
ガバッと頭を下げると

「…好きな人って?
同級生?」

低い声が落ちてくる

あ、そうだ…嶋田さんは
私と徹の事疑ってるんだった…

もう…!私のバカ……!

「顔上げて?姫凪ちゃん?」

『い、いや、です!』

「なんで?」

だって焦ってるのバレるもん

「好きな人の事ってさ?
普通女の子だったら
聞いてなくてもしてくるもんじゃん?」

私だって…言いたい…もん…

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